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ヤマニンベンのこだわり

テーマ: 「安全・安心」

食品に対する安全・安心への関心が消費者や取引先で一段と高まってきたことを背景に弊社が最大のテーマにしてきた安全・安心対策への“こだわり”をさらに強化した。
それが取引先・消費者からの信頼とリピートにつながるから。

こだわり: 「水」

「光触媒併用殺菌活水化装置」の導入
(薬品を使用しないで、急速に殺菌して、水を蘇らせる装置)

(▲光触媒併用殺菌活水化装置)

クリーンでミネラル分の豊富な海洋深層水と同じ定義付けのできる水で、地下百五十メートルの水を瞬時にくみ上げて装置を通すことで、溶存酸素がゼロに近いミネラルバランスの取れた水を供給できる特徴がある。

「人間にとってきれいで、おいしい空気が必要なように、魚にも同様にきれいな水が必要。魚を扱う者として、この基本をきちんとやっていく事が求められている。それが消費者が求める安全でおいしい魚を提供することにもつながる。」(社長)

(オゾン)(波長分割紫外線)(光触媒)の三つの効果で活性酸素種を生成、これを使って急速に殺菌、水を活性化させることができる。圧力をかけ、細かい泡状にして水に溶かした遊離酸素に、中波長の紫外線を照射し活性酸素に変換する。これにより、流水中に混在する細菌やウイルスを死滅させる。水の中の溶存酸素がゼロ近くになるため、この水を使用することによって鮮度が保たれ、鮮度保持効果も大きい。

衛生管理対策

安全・安心対策強化の一環として、薬品を使用しないで無菌水を製造する「光触媒併用殺菌活水化装置」を導入した。これは、あらゆる水中の菌を急速に殺菌して水を蘇らせるもので、この装置を通して得られる無菌水は、海洋深層水と同じミネラルバランスのとれたクリーンな水となり、従来以上に「おいしくて安全・安心なサンマ」の提供が可能となった。
同時に、この無菌水を使用し、床洗浄など、工場内の清掃水にも役立てている。

そして、工場内の加工作業場を前処理室製品処理室梱包室など各作業場ごとに仕切り、しかも壁面、柱などをすべてステンレス張りとした。

トイレ入り口も2重ドアにするなど衛生対策を強化した。
そして、必要不可欠な要素として、毎月、菌検査を実施!!自社協力機関へ依頼し、一般生菌数及び大腸菌郡数を検査し、目に見える結果とし、それを把握し、以後の衛生管理対策、安全・安心対策への強化へと役立てている。

「消費者の立場に立ったモノづくりが信頼とリピートにつながる。今回の施設も安全・安心をより高めるためで、食品を提供する企業の責務として取り組んだ。当社は常に時代を見据えたこだわりの商品開発と衛生管理対策強化に取り組んでいるが、これからもこの方向性をしっかり守っていく。」(専務)

無添加・無着色

無添加

医食同源と言われるように、 “安全な食べ物の提案”  を常に心がける。

無着色

食べ物である以上 “おいしい” という評価を得たい。

「いい製品づくり」と「信頼される製品づくり」を向上させるために遠赤外線乾燥機を導入した。

「より、天日干しに近い製品づくり(べっ甲色)にするために導入し、これにより、ドリップが 出ない(うま味が逃げない)、変色が遅い製品づくりができるようになった。」 (塩干部長)

原料

おいしいサンマを安定供給するため、当社では、漁場、水揚げ時期などにこだわって仕入れている。
使用するのは、シーズンを通して、一番脂肪分が多く、一番おいしい時期の9月初旬から10月初旬に北海道沖で漁獲された新鮮で自然の恵み豊かで、DHA・EPAが多く含まれているサンマのみ。
さらに品質を保証するため、漁獲した船・漁労長の写真と、獲れた魚場、脂の乗りのいいサンマであることなどを明記したPOP(写真入り広告)を発行し、生産履歴をはっきりさせている。
私たち、加工業者が船と提携して責任ある製品づくりを行うのは本来理想の姿である。

 原料に対する、安全・安心対策を強化する上で、冷蔵庫にもこだわり建設し、第2冷蔵庫が平成15年11月初旬より竣工した。庫腹量は約三千トン。庫内は、天井コイルとなっているため、上層部からじんわり魚を冷やし、水分を一定に保つことで魚の乾燥を防ぐことができる。
魚の品質、鮮度管理に効果があり、高鮮度なサンマ提供を実現できる。


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